平坦な色

僕は、主にイラストレーターやフォトショップクォーク
場合によってはインデザインを使って仕事をしている。
これによって、あまりの不器用さゆえに図工で10段階中の3を
取っていた僕でも図や簡単な絵がかけるし、
画像の切抜きができるし、書籍のデータ作成ができるわけである。


しかし、このままでいいのだろうか、という危機感はずっと持っている。
どうしても、この手のものはソフトやそのバージョンに、表現手法を
制限されてしまうのだ。


制限されることがいいものを生み出すこともあるし、
(僕は、FFやサガの曲はスーパーファミコン時代のものが
一番好きだ)
一概に悪いとは言わない。


この手のツールによって、一人の人がより広い領域の仕事を
できるようになった、という背景もわかる。


でもそれでも、最初から思考が制限されていては、
だめなんじゃないか。


ベジェ曲線やフィルタに溺れきったままでは先はない、
と思っている。


という感じ方が、自分的には当たり前すぎて厭になる。
もうちょっと、高度な悩みがもてないものか。
この辺が、ツールの制限より大きな問題かもしれない。*1

*1:ツールの限界性の具体的な話、例えば、実際にイラレでどういう制限を受けるか。(使っている人にはよくわかるだろうけど。)また、今はデジタルなツールの制限について言っているけど、アナログのツールも制限がないというわけでは全くない。ということなどもうまく書きたかったが、時間がないので放り投げる。