完全なノウハウ本。悩んでいる人にとっては、のどから手が出るほど欲しいかも。
いくつかの企画書ダミーが掲載されているが、本当に必要なのは二つくらい。


●基本的な流れ
・市場分析(規模とその推移、ブランドシェアとその推移、価格動向)
・商品分析
・消費者分析(消費量などのデータを入れたプロファイリング、企業・法人)
・流通分析(チャネル・利益率)
・クライアント分析(内部条件)
・競合企業分析(シェア、ブランド)
・広告分析(量・費用、内容・訴求点、類似商品) ↓
↓提案
・問題点と市場機会
マーケティング戦略の設定
・広告戦略(目標・知名度目標等、ターゲット、コンセプト)
・ポジショニング
・表現戦略(ターゲット、メッセージ、シンボル、プロモーション)
・具体的なアイディア
・媒体計画
・実施スケジュール


●起承転結なやり方
起=オリエンテーションの確認
承=現状把握
転=問題点の把握と、方向付け
結=具体的な企画の提案



くらいかな。それで型を覚えたら、それを展開させていく、と。

  • 新版 統合プロモーション企画入門―SPの新基準 坂井田稲之(ISBN:4883350754

上の新・広告企画書のかき方・つくり方が、個別の企画書だったのに対し、
こっちは統合的なプロモーション全体の展開ノウハウ。
どの媒体、プロモーション方法を選択し、展開していくか。


むー。今の自分に本気で必要なのはこっちなのだが、全部重要な気がして、
うまくまとめきれない。
全部重要に見える、ということはすなわち何もわかっていない、
ということなので黄信号。