戯言シリーズの外伝・番外編・副読本。
web連載のほうは読んでないので、加筆の比較などはできません。


普通じゃない人たちが、ぱっと見では普通じゃない論理を繰り広げる物語。
でも、この論理を零崎ではなく、自分の性質とか才能に置き換えてみたらどうなるか。
そういう想像をする人にとっては楽しめる、その意味で青春真っ只中の人向けの
エンタとしてちゃんと成立していると思う。


ちなみに、自分はそろそろそういうの許されなくなりつつあるけど、
いつもの戯言を面白く読めた。


ただ、設定的な点から戯言シリーズ、特にクビシメロマンチストヒトクイマジカル
読んでいない人には、積極的にはおすすめできないかと。