或る昼の事

昼頃、レポートに一区切りがついたので、いったん家に戻ることにした。*1
朝から何も食べてなかったので、松屋で、気まぐれにチキンカレー大盛りを食した。
前に食べたときよりもチキンの量が多くなってて、単純に嬉しいやら、
チキンのパサパサ感が30%増しになっててありがた迷惑やら。
何にせよ、腹が減っていた僕にはたいそうなご馳走であった。
家に戻れば、二日続けて椅子で寝たせいで疲労がたまっていたのか、ついウトウト。


あと少しで入眠できる、というところで携帯のバイブ音。
電話に出ると、友達から予定の確認電話。
…のはずが、電話を切ろうとしない。なんか変だ。どうも話が、
ダメ人間同士傷のなめ合いトークに行こうとしている。
いや、確かにお互いに非モテという意味ではダメだとは思うのだが。
でも僕は曲がりなりにも、向上心はある。職業的野心も程度が低いなりにはある。
それは、ここ最近の日記を見ても明らかだ。ただダメなだけじゃないぞ!


と思いながらスルーしようとしていたら、さらに辛気臭い声で、
共通の非モテ友達に彼女ができたらしい、という報告。
そうかー、ようやく完全非モテから卒業かー、いやこれはダメ人間克服の第一歩として
祝福すべきこt
ぐぇ。口の中にチキンカレースメルが充満。嗚咽。明らかに、吐きそうになっている。
これは、先を越されたプレッシャーなのか。
まさに、口ではイヤイヤ言ってても体は正直だな、状態だ。
どうすればいいんだ…。

*1:この場合は、学校からバイクで10分くらいの前の家。まだ家賃を払っているので、住める。