はてなで見るサイト、見ないサイト
キーワードリンクやおとなりページではてな内を巡回している時に、
単純にニュースをクリッピングしてあるだけのサイトはほとんど読み飛ばしている。
それは、単純にサイトとしての質(独自性であったり、ニュースソースの
数であったり)の問題ではなく、僕がはてなに求めているものとは違う、
と感じるからだろう。
僕が何を求めているのか、実例を挙げて考えてみる。
ちょっと古いけどt.A.T.uのニュースステーションバックレ。
事件があったことは既に他のサイトやらで知ってて、
それでも僕ははてなでキーワード「タモリ」を使って検索した。
それは、事件をリアルタイムで見た人がどう思ったのかを
知りたかったからだ。
はてなだと、キーワードリンクを使えばニュースソースには
比較的簡単に辿れる(と思う)。
その時に、重要になってくるのはクリッピングした人の
生身の感想や意見なのではないか。*1
これが感想でなく批評であれば、そこには優劣の問題が存在するのだろうが、
僕が読みたいのと思っているのは批評ではなく、個人の感覚に拠った
感想や意見である。
だから、例えば、アニメや小説のあるセリフ、シーンの引用元が分かれば偉い、
みたいな感じはあるだろうが、*2それはそれ、感想である以上は、
引用元が分かっている「だけ」ということで、優劣はあり得ない。
引用元がわからないまま享受して、ものを言ってもいいはずだ。
感想の言い合いがお金をとれるか、といったらまた別の話だけど、
無料のはてななら、僕は読みます。
と考えるようになったのは、今僕が手を染めはじめている職業が、
個人のセンス、感覚に訴えるような商売だからそれを知りたい、
という点も有るのだろう。
うーん。うまく「自分」から離陸することができなかった。
いつもカテゴリー戯言は、自分以外に通じる強度を持てない。