読んだ、というわけではないけど。

都合で、村井弦斎という明治大正期の小説家・評論家の書いた
食道楽というグルメ小説を、原書で見る機会があった。


もちろん明治に作られた本なのだがしかし、ぱらぱら見るだけでも、
意外と読める。
ほぼ全ての漢字にふりがなが振ってあるし、
行間がかなり広く取られているため、こういった文を
読み慣れない人には、逆に読み取りやすい。
今は泊り込み中なので読んで感想を書くなんて無理だが、
この時代にこういったレイアウトが採用された背景を勉強する
意味も含めて、時間があったら読もうと思う。


ただ、今日ちらっと見た中で一番面白かったのは大原という主人公らしき
登場人物が料理について薀蓄をたれていたこと。東西新聞社社主かー!